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ガイド

レポート作成

検査レポートの設定とPDF・Word出力

レポート作成の起動

ツールバーの 出力メニューレポートを作成 を選択します。

最初にテンプレート選択画面が表示されます。テンプレートを選択すると、レポート作成画面が開きます。

レポート作成画面は左右に分割されており、左パネルで設定、右パネルでリアルタイムプレビューを確認できます。

レポート作成画面

プレビューは実際の出力と表示が異なる場合があります。実際の出力結果を確認してください。

テンプレート選択

レポート作成時に、用途に応じたテンプレートを選択できます。

テンプレート説明用途
標準表紙・概要・詳細票・集計表を含む調査報告書の標準形式正式な調査報告書の作成
写真台帳撮影箇所ごとに範囲図・赤外線・可視画像を整理する写真台帳形式撮影箇所の視覚的な記録・整理
劣化図図面上に劣化箇所を表示する劣化図形式。DXF出力にも対応劣化箇所の図面表示(オルソ画像と図面インポートが必要)
積算表種別ごとの劣化数量を集計する積算表形式。Excel出力にも対応劣化数量の集計・積算

テンプレートはカード形式で表示され、クリックして選択します。前回選択したテンプレートがデフォルトで選択されます。

レポート作成画面内のテンプレートドロップダウンからも切り替えが可能です。

共通設定

項目説明
出力形式PDF または Word
保存先出力ファイルの保存ディレクトリ
ファイル名出力ファイル名(拡張子は自動付与)
用紙A4 / A3 / Letter /
ページ番号フッターにページ番号を表示するかどうか
出力ページ各ページの出力有無を個別にオン/オフ
フィルター種別なしを除外 / 異常なしを除外

赤外線表示設定

赤外線画像に適用される表示設定です。両テンプレート共通で使用されます。

項目説明
カラーマップ赤外線画像のカラーパレット
温度レンジパーセンタイル(95% / 98% / 100%)
保存済みレンジを使用検査時に設定した画像ごとの表示範囲を適用
保存済みアラームを使用検査時に設定した画像ごとのアラーム閾値を適用
カラーバー表示赤外線画像に温度スケールを表示

測定データ

プレビュー中のページに含まれる測定データが一覧表示されます。 各測定結果の判定種別所見をレポート画面上で直接編集できます。変更はプロジェクトに保存されます。

標準テンプレート

調査報告書の標準形式です。以下の6種のページで構成され、各ページは出力ページ設定で個別にオン/オフできます。

ページ内容
表紙タイトル・物件名・実施日・発注者・自社情報・ロゴ
調査概況物件概要・天候データ・環境評価
調査機材カメラ機種・解像度・特徴・調査責任者・資格
概要オルソ画像 or 図面上の測定マーカー一覧
詳細票各測定箇所の可視画像・赤外線画像・温度データ
集計表種別(浮き / ひび割れ等)ごとの件数集計と位置図

表紙

項目説明
発注者レポートの宛先となる会社名・担当者名
敬称御中 / 様 / 殿 / なし
タイトルレポートのタイトル(デフォルト: 外壁赤外線調査報告書)
物件名調査対象の建物名
実施日当日の日付が自動入力。自由に編集可能
表紙画像建物写真などの画像を指定。オルソ画像の挿入も可能
自社ロゴ表紙に表示するロゴ画像
自社名表紙に表示する会社名

調査実施者

項目説明
自社ロゴを表示調査実施者セクションにロゴを掲載
郵便番号・住所会社の所在地
TEL / FAX / メール連絡先情報
調査責任者調査責任者の氏名
保有資格資格(カンマ区切りで複数入力可)
調査内容調査の説明文

調査実施者の情報(会社名・連絡先・資格等)はグローバル設定として保存され、次回以降のプロジェクトでも自動的に引き継がれます。

物件概要

項目説明
画像物件概要ページに掲載する建物写真。オルソ画像の挿入も可能
所在地建物の住所
構造建物の構造(例: RC造)
階数建物の階数(例: 地上5階/地下1階)
竣工年建物の竣工年
仕上げ材外壁の仕上げ材(例: タイル張り)
補修歴過去の補修履歴(複数行追加可能)

天候・環境条件

撮影データから気象情報を自動取得できます。「撮影データから取得」ボタンをクリックすると、撮影日時と位置情報をもとに最寄りの AMeDAS 観測所からデータを取得します。

「撮影データから取得」にはインターネット接続が必要です。オフライン環境では手動入力をご利用ください。

取得されるデータ:

  • 時系列データ: 時間帯ごとの天候・気温・風速
  • 日別サマリー: 日ごとの天気・最高/最低温度・日較差・平均風速・日照時間

データは手動での編集や行の追加・削除も可能です。

環境評価

建物周辺の環境を A(良)〜 E(不良)の5段階で評価します。

評価項目評価内容
立地評価周辺建造物等による赤外線放射検出への影響
仕上評価外壁仕上げの赤外線放射検出への影響
日照条件日照の確保状況

各項目にコメント(評価理由)を記入できます。

調査機材の概要

項目説明
機器名称カメラモデル名(EXIFから自動検出)
解像度(可視)可視画像の解像度(自動検出)
解像度(赤外線)赤外線画像の解像度(自動検出)
特徴カメラの特徴・性能(自由記述)
カメラ画像カメラの外観写真

複数機種の画像が同一プロジェクトに含まれる場合、調査機材セクションには機種ごとの欄が複数表示されます。

カメラ情報は画像のEXIFデータから自動検出されます。一度編集した内容はカメラモデル別に保存され、同じ機種を使う次回以降のプロジェクトで自動適用されます。

概要ページ

項目説明
画像ソースなし / オルソ画像 / 図面

詳細票

項目説明
画像ソースなし / オルソ画像 / 図面
レイアウト自動 / 上部横長 / 左側縦長 / 縦並び
マーカー文字マーカーラベルのフォントサイズ(6〜32pt)

集計表

項目説明
画像ソースなし / オルソ画像 / 図面
マーカー文字マーカーラベルのフォントサイズ(6〜32pt)

写真台帳テンプレート

撮影箇所ごとに範囲図・赤外線画像・可視画像を整理する写真台帳形式のレポートです。測定データを含む画像のみが出力対象となります。

ページレイアウト

各ページは1つの撮影箇所に対応し、3行2列のレイアウトで構成されます。

左列(画像)右列(備考)
1行目範囲図(オルソ画像上の撮影位置)備考
2行目赤外線画像(測定マーカー付き)備考
3行目可視画像(測定マーカー付き)備考

ページ上部にはヘッダー(プロジェクト名)と撮影箇所名が表示されます。

共通設定

項目説明
ヘッダーページ上部に表示するプロジェクト名。デフォルトはプロジェクト名とセット名から自動生成
撮影箇所(デフォルト)各ページの撮影箇所名のデフォルト値。未設定の場合は画像ファイル名が使用される
備考(範囲図)範囲図の備考欄に表示するテキスト(全ページ共通)
備考(赤外線)赤外線画像の備考欄に表示するテキスト(全ページ共通)
備考(可視)可視画像の備考欄に表示するテキスト(全ページ共通)

表示する測定種別

可視画像に表示する測定ツールの種別をフィルタリングできます。

種別説明
スポット点温度測定
ライン線温度測定
エリア矩形温度測定
円形温度測定
ポリゴン多角形温度測定
ポリライン折れ線温度測定
ペンフリーハンド温度測定
ペンポリゴンフリーハンド閉領域温度測定

チェックを外した種別の測定マーカーは可視画像上に表示されません。

ページ別の設定

プレビューで表示中のページに対して、個別に設定を上書きできます。

項目説明
撮影箇所現在のページの撮影箇所名を個別に設定(共通設定より優先)
備考(範囲図)現在のページの範囲図備考を個別に設定(共通設定より優先)
備考(赤外線)現在のページの赤外線備考を個別に設定(共通設定より優先)
備考(可視)現在のページの可視備考を個別に設定(共通設定より優先)

ページ別の設定はプレビューのページ送りと連動しています。プレビューで表示中のページの設定が編集対象となります。

劣化図テンプレート

図面上に劣化箇所のマーカーを表示する劣化図形式のレポートです。オルソ画像と図面(DXF)のインポートが必要です。

項目説明
画像ソースオルソ画像 / 図面
マーカー文字マーカーラベルのフォントサイズ(6〜32pt)
表示測定ツール劣化図に表示する測定ツールの種別をフィルタリング

出力形式

PDF・Word に加えて DXF形式 での出力にも対応しています。

積算表テンプレート

種別ごとの劣化数量を集計する積算表形式のレポートです。全セットの測定データを横断的に集計できます。

項目説明
タイトル積算表のタイトル(デフォルト: 劣化数量積算表)
物件名建物名(デフォルトはプロジェクト名)
図面名セットごとの図面名を設定可能

出力形式

PDF・Word に加えて Excel形式(.xlsx)での出力にも対応しています。

プレビュー

右パネルにレポートのプレビューがリアルタイムで表示されます。

  • ページ下部の矢印ボタンで前後のページに移動
  • 現在のページ番号と総ページ数を表示
  • 設定の変更は自動的にプレビューに反映

出力

設定が完了したら、画面下部の 出力ボタン をクリックします。 出力中は進捗バーが表示され、完了後にファイルを開いたりフォルダを表示できます。

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